潜在意識と顕在意識:その関係を徹底解説!

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こんにちは、ちえトロです!

今回の記事では、「潜在意識と顕在意識」について解説をしていきたいと思います。

まずはじめに、顕在意識と潜在意識について、ざっくりと説明をすると

・意識には、潜在意識と顕在意識の2つがある

・顕在意識は、意識できる部分

・潜在意識は、意識できない部分

ということになります。

下のような画像を見たことがないでしょうか?

顕在意識と潜在意識は、よく氷山の一角に例えられています。

海面から出ている部分が「顕在意識」に当たり、意識の内の約5%になります。

海面下の部分が「潜在意識」に当たり、意識の内の約95%を占めていると言われています。

このように、わたしたちが普段認識しているのは、自分の意識の内のたった5%にしか過ぎません。

わたしたちは、日常的に考えたり行動したりといったことを顕在意識によって行っていますが、実はその裏で潜在意識の影響を大きく受けています。

この2つの意識の特徴と関係性を理解しておくことが、目標達成や悩みの解決をスムーズに行うために大切なことなのです。

この記事で分かること

・顕在意識と潜在意識のちがい
・顕在意識と潜在意識の関係

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顕在意識とは

顕在意識とは、私たちが認識できる意識のことをいいます。

簡単に言えば、「今、自分が何を考えているか」といったことが顕在意識になります。

今あなたがこの文章を読んでいる状態も顕在意識によって捉えられている状況です。

他にも、

・今日の予定を考える
・友達とコミュニケーションをとる
・買い物で商品を選ぶ
・筋トレ中にフォームを確認する
・テストに向けて勉強する
・仕事のメールを書く

などの場面で、顕在意識は働いています。

潜在意識とは

潜在意識とは、私たちが普段意識していない意識のことです。

潜在意識には、過去の経験によって得てきた思考や感情、記憶、習慣などの情報が蓄積されています。

たとえば、歩いているときに

体重を左に傾け、右足を上げ、右足を前に出し、右足を下ろして、体重を右に・・・・

といちいち意識していますか?

おそらく怪我でもしない限り、全く意識することなく歩いているかと思います。

このように意識せずとも動作を行うことができるのは、潜在意識に習慣化されているためです。

他にも、

・自転車の運転
・慣れているスポーツをするとき
・直感で判断するとき
・急に感情が湧くとき
・創造的なアイデアが浮かぶ時

など、日常のさまざまな場面で潜在意識が活躍しています。

顕在意識と潜在意識の関係

潜在意識と顕在意識は、それぞれ独立したものではなく、互いに影響を受け合っています。

たとえば、以下のようなものがあります。

潜在意識から顕在意識への影響

・潜在意識のセルフイメージが、行動を左右する
・潜在意識の知識が、「ひらめき」として表れる

顕在意識から潜在意識への影響

・刷り込み
・書き換え

それぞれ、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

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潜在意識が、顕在意識に与える影響

潜在意識には、過去の経験によって得た情報(思考や感情、信念、セルフイメージなど)が蓄積されていることは既にお伝えしました。

顕在意識は、この潜在意識に蓄積されている膨大な情報の影響を良くも悪くも受けています。

たとえば、「自分は価値のある人間だ」というセルフイメージがある人は、自信を持って挑戦することができるため、さらに成功体験を生みやすくなります。

逆に「自分には価値がない」と潜在意識が捉えている場合、恐れや不安な気持ちが顕在意識に出てきてしまい、挑戦を躊躇したり、不安から失敗してしまったりしやすいです。

潜在意識からの「ひらめき」「直感」

潜在意識に蓄積されている情報がは、ひらめきや直感として顕在意識に表れることがあります。

・なぜか「これだ!」と思った
・なぜか「これは違う」と思った
・なぜか突然アイデアが降ってきた
・なぜか心がザワついた

みなさんもこういった経験がたくさんあるかと思います。

このような直感やひらめきは、潜在意識が過去の経験や知識をもとに推理して導き出したものです。

顕在意識からすると、根拠のない直感が湧いてきても困惑するかもしれませんが、潜在意識が導き出した大切な答えなのです。

顕在意識から潜在意識への「刷り込み」

「刷り込み」とは、潜在意識に新しい情報をインプットさせることです。

キャッチボールを例に上げてみます。

初めてキャッチボールをする人は、

こうに球を握って、こう腕を振って、こうにキャッチしよう!

と顕在意識を使って考えます。

そして練習を重ねるうちに、腕を上手に振って、球をキャッチすることが自然と出来るようになっていきます。

これが潜在意識に「刷り込まれた」状態です。

このように、同じことを繰り返し行うことで潜在意識への「刷り込み」がなされます。

「刷り込み」は、繰り返しによるものだけでなく、強い感情を抱くような衝撃体験をしたときにも起こります。

潜在意識の「書き換え」

潜在意識の「書き換え」は、既にある信念やパターンを新しいものに置き換えることを言います。

「刷り込み」はインプットで、「書き換え」はチェンジと捉えておくと良いでしょう。

「書き換え」は、基本的には、潜在意識にあるネガティブな情報をポジティブなものに変えるときに、意識的に行われます。

たとえば、「自分に価値がない人間だ」と思っている人は、新しい挑戦に躊躇してしまったり、不安や恐れからまた失敗してしまうことがありますので、「自分には価値がある」とポジティブなセルフイメージに書き換えることが成功への近道となってきます。

潜在意識の「書き換え」の方法には、さまざまなものがあり、

・アファメーション
・ビジュアライゼーション
・成功体験の振り返り
・心理カウンセリング
・メンターからの指導

などが挙げられますが、いずれの方法を取るにしても大切なのはリラックスをすることです。

リラックスしている状態の方が、潜在意識とつながりやすく、良い「書き換え」が行われやすいのです。

まとめ

人間の意識には、顕在意識と潜在意識があり、互いに影響を受け合っています。

顕在意識で判断しようとしても、潜在意識にある思い込みが邪魔をして柔軟な発想ができなくなったり、

潜在意識にあるポジティブな考え方が、顕在意識の判断を前向きなものにしてくれたりします。

充実した人生を送っていくためには、顕在意識と潜在意識を上手にコントロールしていくことが大切です。

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