今日は、ちょっと不思議な概念。
「引き寄せの法則と潜在意識」についてお伝えしていきたいと思います。
引き寄せの法則とは
引き寄せの法則は、簡単にいうと「思考や感情が現実化する」ということです。
「この世界は、すべてエネルギーで出来ており、同じエネルギー同士が引き寄せ合う」という量子力学の考え方に基づいています。
つまり、波動が高い人は、同じように波動が高い人やポジティブな出来事を引き寄せます。
逆に、波動が低い人は、波動が低い人やネガティブな出来事を引き寄せます。
類は友を呼ぶわけですね!
波動の高い低いをどうやって見分けるのかというと、そのひとつが思考や感情です。
波動が高い:愛、平和、受容など
波動が低い:悲しみ、怒り、欲望など
ざっくり言うと、波動が高い人はポジティブ、波動が低い人はネガティブです。
人間だれしも良い現実を引き寄せたいものと思います。
よりポジティブな感情を持つこと、ポジティブな感情を持って過す時間を長くとることが、願いを引き寄せるためのコツの1つです。
潜在意識とは
次に潜在意識について考えてみましょう。
意識には種類があり、わたしたちが意識している部分が「顕在意識」です。いまこの記事を読んでいるのは、みなさんの顕在意識の働きによるものです。
そして、わたしたちが意識出来ていない部分が「潜在意識」です。
たとえば、歩くときに
右足を前に出して、地べたに着いて、右足で地べたを蹴って、左足を・・・
といちいち考えることは、怪我でもない限りは、しないかと思います。
何も意識しなくても歩行動作ができるのは、わたしたちが潜在意識によって行動をしているからです。
そんな、わたしたちの意識の構成は
顕在意識:約5%
潜在意識:約95%
だと言われています。
つまり、わたしたちが普段考えていることは、自分の意識のうちの、ほんの一握りにしか過ぎません。
わたしたちの起こす行動のほどんどを、潜在意識がコントロールしています。
ですので、「潜在意識がどう感じているか?」を知ることが、願望実現のポイントになってきます。
潜在意識のその奥にある超意識
先程、人間の意識には、顕在意識と潜在意識があることをお伝えしました。
しかし、実はそれだけではないのです。
実は、潜在意識のさらに奥には「超意識」という領域があります。
これは、自分だけではなく他人とつながっている意識の領域です。
引き寄せの法則では「ワンネス(一体性)」と呼んだり、アドラー心理学では「共同体感覚」と呼んだり、「愛の領域」などと呼ばれることもあります。
実は、こころの奥底では、みんなつながっているわけです。
みなさんも、友達のことを考えた瞬間に、その人から連絡が来たような経験ってありませんか?
それは、超意識によって、友達ともつながっているからなのです。
引き寄せの法則と潜在意識の活用法
引き寄せの法則と潜在意識についてお話してきました。
次は、それらを活用して、願望を実現していくための方法をお伝えしていきます。
ステップは、大きく分けで2つになります。
STEP1 理想の自分をイメージする
(※夢や感情、目標が明確に設定されていることが前提です。)
夢が叶った時の自分の姿を具体的にイメージしていきます。
夢が叶った時には、
・どんな景色が見えますか?
・どんな感情を抱くでしょうか?
・あなたは何をしていますか?
リアルに、臨場感を持って、想像していきます。
頭で考えるのではなく、実際に「いま」体験しているかのように感情を感じられるくらいに想像してください。リアルに想像してみてください。
ニヤニヤしちゃったり、「やったぁ」と声が出たりする人もいるかもしれませんが、それでOKです!
STEP2 良い気持ちで過ごす
自分がワクワクするもの、良い気持ちになるものって何ですか?
最初にお伝えしたように、波動が高いとポジティブな現実を引き寄せます。
ですので、なるべくエネルギー(波動)のレベルを高く保つことが、引き寄せのカギとも言えます。
生活を送る中で、落ち込んだり腹が立ったりネガティブになる日もあるとは思いますが、そんな日があるのは仕方のないことです。
ただ、できるだけ良い気持ちでいられる時間を増やすことを心がけていきましょう。
引き寄せの法則と潜在意識を活用するポイント
イメージをするのは、朝起きたときや夜寝る前にできるとベストです。
朝起きたときや夜寝る前など、副交感神経がはたらきリラックスしている時間は、潜在意識にアクセスしやすい状態になっているからです。
バリバリに起きているようなときは、顕在意識がバリバリ働いている時です。
そこでのイメージングも効果がないわけではありませんが、潜在意識とつながっている時の方が何倍も効果的です。
潜在意識を活用する注意点
さらに、潜在意識を活用するにあたって、覚えておくと良い特徴がありますので、お伝えしていきます。
潜在意識は、自他の区別がつかない
潜在意識は、自分と他人を区別することができません。
ですので、他人に対して抱いた思考は、そっくりそのまま自分に返ってきてしまいます。
たとえば、「あいつ、むかつくから失敗すればいい」などと思っていると、自分自身が失敗してしまうのです。
他人に対しても、自分と同じように、むしろそれ以上に愛の気持ちを持って、接することができるように心掛けましょう。
潜在意識は、否定語を理解できない
潜在意識は、「~~したくない」という否定的な表現を理解することができません。
たとえば、「失敗したくない」と思っていると、潜在意識は「失敗」の部分だけを切り取って理解し、失敗する現実を作り出してしまうのです。
失敗しないためではなく、「成功したい」という前向きな気持ちをエネルギー源にしてください。
こころが先、現実は後からついてくる!
最後に、引き寄せの法則と潜在意識の力の核心をお伝えします。
それは「心が先、現実は後!」ということ。
私たちの内なる状態(思考や感情)が、外の現実を作り出すんです。
普通は「いいことがあったから気分がいい」と考えがちですが、実はその逆。
「気分がいいからいいことが起こる」というわけです。
自分の感情や思考などの内面に目を向けて、それを良い状態に保つよう心がけてください。
そうすることで、徐々に望む現実が引き寄せられてくるはずです。
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